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2011.08.22 (Mon)

渡辺健介 自分の答えのつくりかた

自分の答えのつくりかた―INDEPENDENT MIND自分の答えのつくりかた―INDEPENDENT MIND
(2009/05/22)
渡辺 健介

商品詳細を見る


どうやって考え、行動するか。
ベストを尽くす方法がわかる。
ベストセラー『世界一やさしい問題解決の授業』著者、渾身の第2作!世間の常識に流されずに、考え抜き、行動する力が身につく!
論理思考、情報収集、価値判断、決断と実行……どこで何を考え、どんなツールを使うのか?
「主人公ピンキーの挫折と気づき」「両親、友だち、コーチが教えてくれたこと」「Mr.B、迫真の授業」・・・主人公が段階的に成長していくストーリーを通じて、「考え・行動する」ためのポイントが具体的にわかる。
ピラミッド・ストラクチャーも圧倒的にわかりやすい! (内容紹介より)

思い浮かぶ選択肢には、必ず「ツッコミ」を入れるようにしよう!

うん、とても分かりやすい。読者寄りの言葉を使って簡潔な書き方をしている本です。図書館の「ヤングアダルト」のコーナーに置かれておりました。中高生を対象としている本ですが、大人が読んでも学び取れるものがある一冊です。

そもそもですが、なぜ学生を対象とした自己啓発系の本が少ないのでしょう。
「自己啓発」と聞くと社会人が読むジャンルというイメージがありますが、大人でないと理解できないような、難しい内容であるとは思えません。それに、大人になってから考え方を矯正させるより、脳みそが柔らかい学生のうちに発展的な考え方を習得したほうが得なんじゃないかと思います。
私も、中学生の頃にこういう本を読んでいれば、何かが変わっていたかもしれない。なんちって!!

この本では、ピンキー(魚)を主人公にしたフィクションの物語に沿って、「正しい決断」をするために必要なプロセスが解説されています。ストーリー仕立てになっていて、論点がはっきりしています。何度も言いますが、分かりやすい。

何かを決断するときは、当然ながら選択肢を洗い出すことになります。そして、その後にやるべきなのが、それらに「ツッコミ」を入れること。一つの事柄を掘り下げていくのです。挙がった選択肢が事実に基づいたものなのかどうかを確認することが重要になってきます。
「あの八百屋はつぶれるらしい」という情報が入ってきたとします。でも、それを鵜呑みにしてしまうのは危険です。それがどこから導き出されたネタなのかを分析しないことには、真実は永遠に分からないのです。事実と解釈を切り分けなければならないということですね。「つぶれるらしいと言うけれど、根拠はどこからきてるんだ?」とツッこむことが必要です。そのネタだって、突き詰めていけば、発信源の人間の「推測」であったということだって考えられるのです。

普段自分たちは「なんとなく」というイメージをそのまま信じこんでしまったり、メディアで報道されている著名人の意見を鵜呑みにしてしまいがちです。
2年前、民主党が大勝した総選挙の直前に、私は、民主党に投票する予定だという職場の後輩に「なんで民主党に入れるの?」と聞いてみました。すると、返ってきた言葉は「だって何となく民主党が優勢じゃないですか」でした。選挙に関して、後輩の思考は完全に停止してしまっています。深く考えることをやめてしまっている。後輩は自民党が優勢だったら自民党に投票したのでしょうから、軸もブレブレです。正しい決断をしているとは言えません(ごめんよ後輩、こんな例えに使ってしまって)

この本では、正しい決断をするために必要になってくることとして、以下のようなことが書かれています。
「多様な立場と視点から物事を考える」…自分の思考は、自らが置かれている環境下での立場を前提とした視点で決まっている。
「主体性スイッチをONにする」…自分ならどうするか。傍観者でなく当事者として考える。どちらの側に立つかで、世界の見え方は大きく変わる。
「夢のような選択肢は無い」…ある人にとってプラスなことでも、別な人にとってはマイナスということも。最後に決め手となるのは理念である。
「一人で全てを決めようとしない」…最適なメンバーで最善の道を選ぶ。多彩な意見が、より深く考えるキッカケとなる。

もしかすると、内容だけで判断すれば、他の自己啓発系の書籍と似たようなことが書かれているのかもしれません。
けれどこの本は、繰り返しますがストーリー仕立てになっていて分かりやすく書かれています。
そして、記憶に残りやすい。自己啓発系の書籍の内容は実践しないと全く意味がありません。記憶に残りやすい書き方をしているというのは重要なことだと思います。


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07:58  |  小説以外(自己啓発)  |  コメント(2)

Comment

No title

ジャイさん
私は「世界一やさしい問題解決の授業」は読んだのですが、第2作目がでていたことは知りませんでした。

前作はよかったので、少し期待できそうです。
300ページ程あっても、読みやすそうなので、今度本屋で見てみますね。

よい情報ありがとうございます。
読書で気づいた男 |  2011.08.22(月) 21:34 | URL |  【編集】

Re: 読書で気づいた男さん

そうです、分かりやすく読みやすい本なので、ページ数はほとんど気にならず読めるかと思います。
前作の「世界一やさしい~」は、120ページしかない本なのです。こちらも非常に高評価な本ですね。薄い中にエッセンスが凝縮されたような本なのでしょう。気になる~♪♪せっかくなので、こちらも読んでみたいと思います。

何となく思いますが、誰でも理解できる平易な表現でもって物事の本質を示せるのが、本当に頭のいい人ではないでしょうか。
小説だと、難解でなかなか踏みこめないなのが逆に筆者の「世界」を作り出していて面白かったりもするんですけど。。
ジャイ |  2011.08.22(月) 22:16 | URL |  【編集】

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